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- 作者: 桐野夏生
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『40歳になったら死のうと思っている』
成瀬の獄中自殺を知った村野ミロは、死を決意する。
それは、これまでの世界との訣別を意味した。
ミロは、周囲の人間を次々と破滅させていく。
まさにダーク。
ミロって昔はもっと正統派(?)の探偵だったと思ったが。
ミロは間違いなく疫病神だ。こんな女大っキライなのだが、もうここまでやられるとある意味爽快だ。
巻き込まれて壊れていく周囲の人間はたまったもんじゃないであろうが。
特にトモさんの壊れ具合は尋常でなく失望させられた(地が出ただけとも言うがね)。
次は沖縄が舞台になるのかな。
しかしなー、ミロの子供にはなりたくないな。