昨日書き忘れておりましたが、新潮文庫が出ております。

家守綺譚 (新潮文庫)

家守綺譚 (新潮文庫)

庭池電燈付2階建・汽車駅近接・四季折々草花鳥獣河童小鬼人魚亡友等々豊富。それはつい100年前。新米知識人の「私」と天地自然の「気」たちの交歓録。

波津彬子今市子で漫画化して欲しい作品。



天窓のある家 (新潮文庫)

天窓のある家 (新潮文庫)

こんなはずではなかった。なぜ、こんなふうになってしまったのか。気づかぬうちに日常に巣食う焦燥。心もからだも不安定な中年世代の欲望と葛藤をあぶりだす、リアルに怖い9編。

うーん、リアルそうだ・・・。



八月の博物館

八月の博物館

時空を超えてでも僕はきっときみをつかまえる。さあ、行くよ――。子供の好奇心を忘れないあなたに贈る冒険小説。

以前角川文庫から出ておりました。読むのにえらく時間がかかった覚えがある。それでも全部読んだということは面白かったのであろう。


  • 今日の注目新刊

パーマネント野ばら

パーマネント野ばら

娘を連れて、故郷の小さな村に出戻ったなおこ。その母が営む村唯一の美容院は、女の懺悔室。そこでは女たちが、恋にまつわる小さな嘘を日々告白していて…。七転八倒する大人の恋心を描く著者の新境地。

読もうと思って忘れていた。最近のサイバラはめっぽう面白い。
そして面白いのになぜか泣けるのである。



レインツリーの国

レインツリーの国

「図書館内乱」の中に登場する書籍「レインツリーの国」が実物となりました。
しかも出版社を超えて新潮社から。面白い企画である。
ワタクシは最近やっと「図書館戦争」を読んだところ。早くこれも読みたいところ。