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暗黒館の殺人(三) (講談社文庫)

暗黒館の殺人(三) (講談社文庫)

暗黒館の殺人(四) (講談社文庫)

暗黒館の殺人(四) (講談社文庫)

いつもの館よりおどろどろしくて割と好き。
でも読み割った瞬間「ズルいっ」って思っちゃったよ。
なんとか症候群じゃなくて理に適った説明が欲しかった。


伏線は実に丁寧で途中でなんとなく犯人は予想が付いた(前回の日記の予想とはやっぱり違う人だったけど)。
で、一度実は○○は○○なんじゃないかと思うと、ああそれじゃ○○なんだということで落ち着いて読み進められる。
そのメイントリック以外の謎はほぉと思うものが多くてそれもまたよし。


玄児と中也ってエドガーとアランみたいなもの?
とかいう邪念が若干物語に浸る邪魔をしましたがね。