最近感想が書けないので、ほったらかしになっていたカテゴリだが、とりあえず今日読んだ書名だけでも記録しておくことにする。


夏の名残りの薔薇 (文春文庫)

夏の名残りの薔薇 (文春文庫)

沢渡三姉妹が山奥のクラシック・ホテルで毎年秋に開催する、豪華なパーティ。参加者は、姉妹の甥の嫁で美貌の桜子や、次女の娘で女優の瑞穂など、華やかだが何かと噂のある人物ばかり。不穏な雰囲気のなか、関係者の変死事件が起きる。これは真実なのか、それとも幻か?

積読の山からなんとなく抜き出した1冊。
うとうとしながら寝床で読むにはまことに相応しい作品。
感情移入できる人物がいなかったので妙に客観的に読めてしまった。




ゆめつげ (角川文庫)

ゆめつげ (角川文庫)

小さな神社の神官兄弟、弓月と信行。しっかり者の弟に叱られてばかりの弓月には「夢告」の能力があった。が、それは全く役に立たないしろもの。ある日、迷子捜しの依頼を礼金ほしさについ引き受けてしまうのだが……

文庫になったので読む、と先日書いたとおり読んだのだが途中で気が付いた。
これ読んでるよ・・・。
ま、この通りの記憶力なので今回も新鮮に楽しんで読めましたがね。
以前の感想を引用。


しゃばけの雰囲気にも通じるどことなく温かみのある本。
うまいなあ。
弓月が吐血しすぎで死んじゃわないでよかったよ。


わたしも本を読みながら眠りにつくと「ゆめつげ」状態に陥ることが間々ある。
ミステリなどどんどん推理してしまって犯人を指摘するのだが、この「ゆめつげ」当たることは決してない。」


だそうな。