まだ紅葉にはちと早い。


白鶴美術館へ。
古代中国の青銅器を多数所有している美術館ですが、今回は講演を聞きに行く。
演題は「漢字の形成―青銅器の銘文を中心に」。
講師は龍谷大学教授(京都大学名誉教授)文学博士の小南一郎先生。


久しぶりにノート(メモ)を取りながら講義を聴いたが、なかなか興味深い内容で面白かった。
時々ふと意識がなくなるのは学生時分も今も同じこと。


図象記号・符号・青銅器・銘文・・・。
早くも記憶に残るのは単語のみだが(メモを見ろよ)、今から3000年以上も前の時代に生きていた人々が器に刻んだ文字を、その人々に思いを馳せながら眺める秋の午後もよいものであった。