白銀ジャック (実業之日本社文庫)

白銀ジャック (実業之日本社文庫)

ゲレンデの下に爆弾が埋まっている——
「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス!

とりあえず読んでみた。
やっぱり不倫のグダグダした話よりこういうほうが好きだな。
「いろいろと推理するだろう 残念ながらすべてはずれている」
との著者の挑戦的なコメント付き。
最後に推理したやつは当たってたよ、って最後じゃダメですかね。
なんとなくずっと読む間中頭の中にかの名作「99%の誘拐」があったのだが(スキーだからか?)やっぱ名作には敵いませんな。