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削除ボーイズ0326

削除ボーイズ0326

「主人公直都が手に入れたのは、出来事を削除できる装置だった!」
3分26秒!
削除できたらどうします?
思わずしばらく夢想に耽ってしまったが。
そうふうに素直に読むのが良いのではないかと思う。
装置の設定とか記憶とかハルのあれこれとか、考え出すとややこしくなるので。
しかしこんなに時間いじくっちゃったら、絶対タイムパトロールがやって来ると思うのだが。




ステーションの奥の奥 (ミステリーランド)

ステーションの奥の奥 (ミステリーランド)

「小学六年生の陽太は吸血鬼に憧れていること以外はごく普通の小学生。そんな陽太には一風変わった叔父がいる。名前は夜之介。陽太の家の屋根裏部屋に居候している物書きだ。そんな叔父と甥が、ある日テレビで「東京駅」が大改築されることを知り、夏休みの自由研究のテーマに選ぶことになる。取材のためさっそく「東京駅」に向かったふたりだったが、迷宮のような駅構内の霊安室で無残な死体を発見してしまう!」


これは「あの設定」を最初に明らかにして、話を構築していったほうが良かったのではないだろうか。
アレが出た瞬間にミステリとしてはなりたたなくなっちゃいますものね。
わたしは「ぼくのおじさん」的に楽しんで読んだが。(映画のと言うより北杜夫版の)
あのラストシーンは大好き。




本日もご立腹なり (ヴィレッジブックス+)

本日もご立腹なり (ヴィレッジブックス+)

日常のご立腹話集。軽く楽しめました。
添えられている4コママンガ、怒りに火を注ぎそうなものが多くて・・・。